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三月になり2023年度が始まろうとしています。
近くの大学生たちも、新社会人になるにあたり、髪色や髪型を整えに来る方が多く見受けられます。
そして4月になると今度は新しく学校に入学したり、新しい環境でヘアカラーを楽しみたいとカラーをする方が増えてきます。
もちろんずっとカラーをしてきた人もいらっしゃいますが、この時期は初カラーの人がとても多いです。
初めてのカラーを楽しんでいただくために美容師としてこれだけは抑えてほしい3つのことを伝授しちゃいます。
今までカットでしか美容室を使っていなかった方も、これを読んでヘアカラーに親しんでいただければ嬉しく思います。
2023年03月13日 更新
初カラーをするとき、多くの人は今の髪の毛の色から明るい色にすることが多いかと思います。
カラーをする際、髪の毛にカラー剤を乗せていきますがこのカラー剤は【脱色と染色】という2つの作用が働いて髪の毛に色が乗っていきます。
この脱色と染色ですが、
色が明るいほど脱色の力が強く、染色が弱い。
色が暗いほど脱色の力が弱く、染色が強く効果が現れます。
多くの美容師が言う薬の強さ=脱色力の強さとなります。
この脱色力が強い薬剤は髪の毛に乗っけると髪の毛を明るくします。この明るさをまずは決めていかないとどのような背術内容になるか決められないので写真などを用意して美容師と明るさを共有しましょう。
また職場で〇〇トーン以下など数字でトーン数が指定されていることがあります。この場合は美容室には明るさを段階的に見やすくしたトーン表という毛束見本がありますのでそれを参照してイメージを膨らませると、仕上がりの予想もしやすくなると思いますので初めての人は見せてもらうといいかもしれません。
次に決めるのは色相です。これは単純にいうと赤とか青などの色のことです。
髪の毛は赤、青、黄色の色が混ざり合い、黒や茶色などの地毛の色が出来上がっています。
ここに何色を入れるかによって赤、青、黄色のバランスが変わり、アッシュやベージュなど髪色としての色相が表現されます。
なのでこちらも写真などで共有したほうがより共感しやすいので、自分のしたい色や参考にしたい色の名前などをググって自分がこれだと思う髪の毛の色の写真を保存しておきましょう。
美容師さんはそれを見てカラー剤の中からしたい色の色相を選択して薬剤選定を行います。
三つ目は彩度です。こちらは色の鮮やかさです。前述にも書きましたが、髪の毛の色は、元々のメラニン色素の量+乗せるカラー剤の色相で色が現れます。
この彩度は元々のメラニン色素が少なければ少ないほど色素自体の色が髪の毛の色として現れるため、色鮮やかな色にしたい場合は脱色力の強いカラー剤をのせる、または脱色の工程を別で施す(ブリーチなど)必要があります。
この判断は美容師さんが実際にお客様の髪の毛を見て判断しなければわからないので持ってきた写真がブリーチが必要かどうかの判断をしてもらい、それに合わせて瀬術をしてもらいましょう。
ここで注意ですがブリーチの工程が増える場合は別料金になることがほとんどです。そこの判断は美容師さんの考え方になると思うので予算的に厳しいようなら次点での候補の髪色や彩度の低いカラーに変更するなど柔軟に対応するのが良いと思います。
予算をオーバーしての施術や中途半端な折半案のカラーなどは自分自身が納得いかないパターンも多いのでしっかりとした相談の上で行うのがいいと思います。
カラーは上記に挙げた明度・色相・彩度の組み合わせで決まります。
この三つをしっかり持って相談に望めればそこからより細かいディティールの話ができたりなど満足度の高いカラー体験ができると思いますので初めてカラーをされる方は以上三点のことを明確にイメージできて入れば大丈夫です。
カラーをし慣れていけばより高い彩度のカラーや明度の高いカラー、ハイライトデザインなどまた違った楽しみ方もわかってくると思うのでまずはこの三つをベースに考えて美容師さんと楽しくデザインを考えていただければ嬉しく思います。
社内カット講師の経験からまとまる、扱いやすいカットを施して手間のいらない素敵なヘアスタイルをご提案いたします。
また、知識に裏づけされたパーマ技術や髪質改善トリートメント・酸性縮毛矯正は広がりやすい髪をしっとりと、ペタンとしやすい髪をふんわりと仕上げ、お客様が望むヘアスタイルを再現します。
今まで満足できなかった方に、手入れが楽で、周りから素敵と言われる美しい髪の毛とヘアスタイルをご提供します。是非、スタイルチェンジを考えている方、ご自身の髪質にお困りの方はご指名下さい。
社内カット講習講師。社内カットコンテストで数多くの受賞歴あり。Tokyo Beauty Congress 2019審査員特別賞受賞。
出身校 仙台ビューティーアート専門学校