COLUMN
【美髪への第一歩!】トリートメントはなぜ必要なのか?

【美髪への第一歩!】トリートメントはなぜ必要なのか?

こんにちは!ディレクターの下平です☆

突然ですが!

カラーリングしたことはありますか??
パーマはかけたことありますか?

大半の方がご経験があると思います。

その際によく「トリートメントも一緒やりませんか?」と聞かれた事がありませんか?

でも、「なぜトリートメントをやる必要があるの?」「コンディショナーじゃダメなの?」「そもそもトリートメントってどんな効果があるの?」などなど疑問に思った事ないですか?

今回はそんな疑問を解決しようと思います!!

2020年06月25日 更新

髪の毛には治癒力がない!

髪の毛には治癒力がない!

髪の毛の基本成分は大まかにいって、水分・タンパク質・脂質です。
これらを構成して毛根(毛母細胞)から髪が造られ、伸びています。
 
髪の根元部分(毛根部)には、毛細血管が通っていてそこから栄養が補給されています。

しかし頭皮から露出した、いわゆる髪の毛と認識される部分には血管は通っておらず、どんなにダメージを受けても自然治癒や自己修復されることがないんです。

…ちょっとよく分からないですよね…
 
例えば、
指先を浅く切ったりしても、血が出てやがてかさぶたになり、かさぶたがはがれたら元の皮膚の状態に自然に戻ります。

でも、髪の毛をざっくりはさみで切っても血は出ませんし、神経も通っていないので痛みも感じる事がないいですよね。

髪は放っておいても傷が治ることはありません。

一度でも傷がついたらカットして切り落とすまで、ずっとその傷は残り続けるです。

髪は「死細胞」

髪は「死細胞」

髪は死細胞といわれ(他にも爪など)、自己回復力を持たず、毛根から生み出された時の手持ちの成分のみで過ごしていくことになります。

髪の寿命は2~7年です。もちろんカットしてくことで、よりダメージの蓄積された毛先を少しずつなくしてくことはできます。
 
しかし、ハサミ(レザーも同様)でカットすることでキューティクルに保護されていない断面が露出することになり、そこから髪の成分が徐々に流れ出ていきます。

更に、カラーやパーマなど薬剤に接触することではケミカルダメージをうけてしまいます。

他にも、紫外線によるダメージやシャンプーやブラッシングのときの摩擦ダメージ、ヘアアイロンを頻繁に使われるのなら熱ダメージなどなど…。
 
特別に髪を傷める(いじめる)行為がなくても、髪は徐々にダメージを受けていってしまうんです。

だからこそトリートメントが必要!!

だからこそトリートメントが必要!!

そこでトリートメントをしてあげることで、元通り直すことはできなくても、これ以上のダメージが進行しないように保護したり、流れ出てしまった成分を補ってあげたりしてくれます。

毛先まで美しく艶があり、健康で丈夫な髪を維持するための補給という役割をしてくれているんです◎

『トリートメント=髪の内部に浸透して髪の補修をする。』

「トリートメント」は髪の内部から健康にする

「トリートメント」は髪の内部から健康にする

「トリートメント」は髪の内部に浸透して髪の毛に栄養を与えて健康にする働きに加えて、髪の毛のダメージを補修する働きもあります。

「トリートメント」には洗い流すタイプと洗い流さないタイプがありますが、成分的にはほぼ同じだと考えていいでしょう。

使い勝手が異なり、洗い流すタイプは髪全体にトリートメントを行き届かされることができるのに対して、洗い流さないタイプは髪全体にムラなく使うことが難しくなります。

髪全体のケアに洗い流すタイプのトリートメントを使い、ドライヤーや紫外線などのダメージから髪を守るために洗い流さないタイプのトリートメントを使うようにして、用途に応じて使い分けるのがいいですよ☆

「コンディショナー」は髪の表面を保護する

「コンディショナー」は髪の表面を保護する

「コンディショナー」は髪の表面のケアとして働きます。

髪を外側から保護して、キューティクルを整えながら傷みを防ぎながら髪を滑らかに整えます。

コンディショナーによってはトリートメント成分が配合されていて、髪の内部の補修する働きがある製品もあります。

「リンス」は表面保護のみ

「リンス」は表面保護のみ

「コンディショナー」のように髪の表面になめらかさを与えるヘアケア商品として「リンス」があります。

「コンディショナー」と「リンス」に違いはないとしているメーカーが多いものの、メーカーによっては「リンス」は髪の表面の保護のみを行うヘアケア商品であるのに対して、「コンディショナー」は髪の表面保護に加えて内部の補修もするものと区別しているものもあります。

「リンス」には「すすぐ」という意味があります。
「コンディショナー」には「状態を整えるもの」という意味があるため、これらの言葉の意味の違いから商品名を使い分けているメーカーもありますよ☆

「トリートメント」の後に「コンディショナー」を使う

「トリートメント」の後に「コンディショナー」を使う

シャンプーで頭皮や髪の汚れをきれいに落とした後は「トリートメント」次に「コンディショナー」の順番で使います。

トリートメント成分が髪の内部に浸透して栄養を与えて補修髪を内部から補修したところでコンディショナーをすると、トリートメントで与えられた栄養を閉じ込めながら髪の外部を保護します。

コンディショナーを使った後にトリートメントを使っても、コンディショナーによって髪の外部が補修された後なので、トリートメントの栄養が髪に浸透しにくくなるので、トリートメントの後にコンディショナーという順番で使ってくださいね。

トリートメントで髪の内部を補修、コンディショナーで外部を保護というそれぞれの働きがわかると、使う順番も覚えやすくなりますね☆

どちからか片方を使ってもいい◎

どちからか片方を使ってもいい◎

トリートメントとコンディショナーを毎回セットで使わなくてはいけないということはありません!!

セットで使った方が髪に潤いを与えるだけでなく髪が健康になるのですが、髪の毛のコンディションによってはトリートメントだけを使う時があってもいいですし、コンディショナーだけを使うこともできます◎

「美髪」への第一歩!

「美髪」への第一歩!

いかがでしたか?
トリートメントが必要な理由が少しでも分かって頂けましたか??

「美髪」でいる為にはコンディショナー、リンスを使うよりもトリートメントでケアしてあげる事が、

「美髪」への第一歩!!

になる訳ですね♪♪

Ash元住吉店では、皆様の「美髪」になる為のお手伝いをさせて頂いております◎

トリートメントメニューも多数ご用意しておりますので、是非お尋ね下さいね☆

このコラムのライター

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